理科に興味を持てるようになる!子どもに投げかけたい質問とは?

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小学校の高学年になると、理科が好きな生徒と嫌いな生徒がどんどん別れていきます。 一度嫌いになってしまった人が科学を好きになるのは本当に難しいことです。 そのため、小学校の早い段階から日常生活の中で科学に触れさせることが重要なのです。 “科学に触れる “ということは、決して難しいことではありません。 今回は、日常生活の中で子どもが科学に興味を持つような質問の仕方を紹介します。         ・普段の生活の中にあるものについて質問する     普段の生活で疑問に思うことを質問してあげることが、子供の興味を引く一番の近道です。 「子どもが疑問に思うこと」というと、なんだか難しそうですが、これは大人(親)が抱く疑問と同じです。 例えば、次のような質問をお子さんにしてみてはいかがでしょうか? なぜテレビはつくのですか? なぜ雨が降るのか? 雷が落ちるとき、何が原因なんだろう? 塩はなぜ塩辛いのか? 冷蔵庫の中はどうして冷えるの? 自動車はどうして動くのだろう? 親が答えられないようなことを聞いてもいいんです。 子供が何に興味を持つか分からないので、たくさん質問してください。 お子さまが興味を持ったテーマを一緒に勉強して答えてあげると、お子さまは「なぜそうなるのか」を学ぶのが好きになり、自分から興味を持つようになります。 調べ物をするときは、インターネットで調べたり、図鑑を見たりするとよいでしょう。         ・普段とは逆の状況でも質問する     家族旅行先、観光地、動物園、公園、その他の旅行先で質問を投げかけると、奇妙な回答が返ってくることもあります。 次のような質問を例にとって考えてみましょう。 (質問の一例) 海岸近くの砂浜や岩場にはどのような意味があるのですか? ゾウの鼻が長いのは理由があるのですか? なぜ岩はいろいろな形に加工されるのですか? 花の色がいろいろあるのはなぜですか? など、普段の生活では見過ごしてしまうようなことにも、好奇心を刺激することができるかもしれません。 そのためには、いろいろなところに連れていって、新しいことにチャレンジさせてあげましょう。 その際、一緒にスマートフォンなどで調べたり、質問に答えたりするのもよいでしょう。 外出が難しい場合は、動物や植物の映像を見せたり、テレビで見たことを質問したりするのもよいでしょう。           ・まとめ お分かりのように、お子さんに科学に興味を持ってもらうためには、科学の専門家である必要はありません。 普段は見過ごしてしまうようなことでも、ふと立ち止まって質問してみると、子どもは次第に科学に興味を持つようになります。 また、これは科学に限ったことではありませんが、お子さんの質問に答えられないことがよくあります。 そんなとき、「わからない」「知らない」と答えるのではなく、お子さんと一緒に答えを探しましょう。 このようにアプローチすれば、子どもは知らないことについて考え、学ぶことを喜ぶでしょう。 […]

グローバル社会における日本の未来…少子高齢化だから、英語が必要?

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総務省の統計によると、日本の総人口は2008年の1億2800万人をピークに減少に転じ、2008年には約1億2600万人となりました。さらに、2008年には65歳以上人口が0~14歳人口の2.3倍となり、高齢化と少子化が進行していることがわかります。 今後も減少が予想される「日本社会の担い手」を補うのは、システムの機械化と海外からの人材獲得です。国境を越えた往来が活発になる日本社会では、英語をはじめとする「外国語」が重要になるでしょう。     海外から日本へ、日本から海外へ インターネット技術の進歩により、私たちは電話や電子メールで気軽に外国の方と連絡を取ることができるようになりました。このように誰もが気軽に海外の人と接することができるようになったからこそ、英語やその他の外国語でコミュニケーションが取れることが重要であり、そうでなければ、時間の無駄やちょっとした誤解を生むことになりかねません。 日本企業の多くは、英語は貴重なスキルだと考えています。海外とつながる部署だけでなく、日本国内でも今後、英語が活用される可能性は高いです。英語は、就職する部署や会社に関係なく、身につけておくべき才能です。   日本のグローバル化戦略とは? 日本は2009年に学習指導要領を改訂し、外国語について「聞く・話す・読む・書く」に加え、コミュニケーション能力や外国語でできることを明確にするという観点を取り入れました。 また、国際的な教育プログラムである国際バカロレアを日本にいながら学べる学校の拡大や、海外大学の入試で必須となることが多いディプロマ・プログラムの一部科目を日本語で学べるようにするなどの取り組みも行っています。 また、留学支援や留学生受け入れ、日本人学生交流の促進、就職支援なども積極的に行っています。日本のグローバル化への試みは、少しずつ進んでいるようです。       親が家庭でできることとは? 以上のことから、あなたは、愛するお子さんの将来のために、英会話スクールに入学させなければならない、そして、言葉を確実にマスターさせなければならないとお考えかもしれません。お子さんが自分から勉強したい、やりたいと思わないと、身につかないばかりか、英語に対して不安や心配を抱くようになる可能性があります。 多様性を受け入れ、興味を持つように子どもに語りかけることは、グローバル化を支えるために親が家庭でできる最も重要なことの一つです。方言も肌の色も育った環境も人それぞれです。しかし、英語などの外国語を勉強することで、同世代の人と同じ言葉でコミュニケーションが取れるようになり、自分も同世代の人と変わらないということを伝えておくといいかもしれません。   まとめ 今は、インターネットやSNSの登場により、子どもたちが身近な人だけでなく、世界中の人と友達になれる時代になっています。グローバルな未来に生まれた子どもたちが、多様性を大切にし、さまざまな人と関わり合える素晴らしい人間に育ってくれることを願っています。        

中高生のテストの復習をより効果的にするポイント!保護者も必見!

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多くの家庭では、テストや模擬試験で十分な準備をしていても、結果が出ると、その結果をちらっと見て、「良かった」「悪かった」と言うだけになってしまうのではないでしょうか。 一方、テスト結果には成長の指標が含まれています。今回は、お子さんと一緒にテスト結果と向き合い、お子さんの成長につなげる方法をご紹介します。           ポイント1:点数だけでなく「平均点」にも注目する   お子さんがテストで40点を取ったとき、あなたはどう思いますか?お子さんがテストで40点台の答えを手渡したら、どう思いますか?でも、テストの平均点が20点だったらどうでしょう?もし、テストの平均点が20点だったらどうでしょう? このように、テストや模擬試験によって、平均点が低かったり、極端に高かったりすることがあるのです。そのため、単に数字を見るのではなく、平均点と生徒の得点の差を見ることが必要です。 また、得意科目、不得意科目によって、言うことを変えてあげるとよいでしょう。例えば、苦手な科目で平均点を取るのはかなり大変なので、平均点より少し低い点数でも褒めてあげるとよいでしょう。     ポイント2:「解けたはず 」の難問に絞る 間違えた問題をすべて確認しようと思っても、数が多すぎて確認しきれなかったり、そもそもある問題が難しすぎたりして、途中で諦めてしまう子もいるかもしれません。そのため、復習は 解けたはずの課題」に限定する必要があります。 解答を学習者に返すと、「えっ?」と絶句することが頻繁にあります。この部分は理解できたはずなのに、なぜ間違っているのだろう?このような問題は、ぜひとも調べたいものです。問題を評価する際の基準は3つあります。 (1)ケアレスミスの結果だと思われる問題 (2) 正しく解いたと思ったが、間違っていた問題 (3)解説を読んで理解した問題 この3つの基準のうち、(2)が多ければ(1)だけの問題に絞ります。 逆に、解説を読んでもまだ理解できない問題は、すぐに理解できなくなる可能性が高いです。そのような問題は置いておいて、「できるはずの問題 「を確実に 「できる 」ようにすることに集中しましょう。     ポイント3)失敗の仕方で評価する どの問題を見るべきかを判断した上で見直すことが重要です。 (1)のケアレスミスに対して、「ああ、ケアレスミスだったんだ」というだけではいけません。そのミスをしないために、具体的にできることを1つ選びましょう。そして、次の試験では、その活動を繰り返し、同じようなケアレスミスをしないようにしましょう。 (2)正解したと思っていたのに解けなかった問題は、解答の一部でしかないことが多い。その部品を見つけ出し、意識して組み立て直すことが肝心です。 (3)の解説を読んで問題が理解できたら、その問題を解くための知識と解法のアプローチが頭の中に入っていることになります。あとは、その解決方法にたどり着くまでの方法を考える必要がありますので、問題の文言をよく読み、問題点と解決方法を意識して検討しましょう。     ポイント4:次回の目標点数を決める 現在のテストの点数+「解けたはず」の問題の点数を、次回のテストの目標点数にしましょう。次回のテストでは単元や分野が変わる可能性があるので、全く同じ条件にはなりませんが、到達できる目標点を意識し、今やっている復習を次のテストでは得点アップにつなげます。 また、次のテストを受ける際にも、この目標点を意識して問題に取り組むことを進めてください。       ・まとめ   復習する若者としない若者の違いは、間違えた問題をいかに意識的に復習しているかということです。そのため、復習すべき問題に集中し、意識して解き直し、次のテストでは難問を解けるように意識することが必要です。子供が自分でやるのは大変ですから、「どの問題が正解だった?」と聞いてあげることが肝心です。ケアレスミスをしないためには、どうしたらいいのでしょうか?親が子供と協力しながら判断することが肝心です。

SSATでのいわゆる「良い」スコアとは?

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SSATの受験を考えている方で、「良い」とされるSSATのスコアを知りたい!いったいどれくらいが良いの?と思われる方も多いと思います。   アメリカには、34,576校の私立学校があり、その多くが、受験生にSSATの受験を要求しています。そのうちのいくつかの学校のホームページには、受験生のSSATのスコアが、合格基準に達するのに十分なレベルであることが明記されています。しかし、一方でSSATの要件について曖昧にしている大学があるのも事実です。 SSATの「良い」スコアとはどういう意味なのか。何より、何点あれば志望校に入学できるのか?   今回の記事では、これらの疑問やその他の質問にお答えします。         SSATの「良い」スコアとは?   SSATのどの部分でも50%台であれば、そのテストの「中央値」を達成したことになります。あなたのスコアが50パーセンタイルより高い場合、あなたは中央値よりも良い成績ということになります。SSATの受験者は、各パートのSSATスコアの中央値より高いスコアを目指すことが適切なスタート地点となります。 では、SSATの「良い」スコアとは、具体的にどのようなスコアなのでしょうか? 私たちの答えは、「人それぞれ状況が違う 」ということです。生徒一人ひとりの才能、興味、意欲はそれぞれ違います。また、「良い」SSATのスコアは、生徒が志望する教育機関によって異なる可能性が高いのです。しかし、SSATの準備のために、いくつかの大まかな推測をすることができます。     1)SSATのスコアは50%以上であることが、ほとんどの私立学校で好まれてます。 SSATの目的の一つは、生徒が競争の激しい私立学校の環境に適応するための準備と心構えを示すことです。SSATは、the SSAT.orgによると、「入学試験の専門家が、経歴や経験に関係なく、志願者を客観的に評価し比較するために不可欠な手段」であるとのことです。また、「入学したての1年間を通して、生徒の達成度を示す非常に有効な指標」でもあります。 SSATの結果は、多数の学校への入学を希望する生徒の適性「基準」として頻繁に使用されています。その結果、50パーセンタイル以上のスコアを取得した生徒は、中央値を上回ります。一方、SSATの結果は、単に入学審査の一要素に過ぎません。ですから、もしあなたがすぐに50パーセンタイルのストレートに届かなくても、あきらめる必要はありません。       2)大学によっては、80~90パーセンタイル以上のスコアを要求されることがあります。 特に、Phillips Exeter Academy、Philips Academy Andover、Groton Schoolなど、極めて競争率の高い学校、エリート校では、その傾向が強いです。アメリカの有名なボーディングスクールであるローレンスヴィル・スクールのホームページによると 「過去、入学した生徒の平均SSATスコアは85%台でした。SSATのスコアは入学の基準にはなりません。また、受験者一人ひとりの受験歴がユニークであることも理解しています。SSATは選考の一要素であると考え、受験者の全プロフィールを吟味することを約束します。」と述べられています。 これらの大学に入学するためには、SSATのスコアが80~90パーセンタイル以上であることは必須ではありません。しかし、合格する学生の大半は、このパーセンタイル範囲のSSATのスコアを持っていることになります。       3)大学によっては、テストの点数よりも他の変数の方が重要な場合があります。 大学が入学を決定する際、出願者のSSATの点数をどの程度重視するかは、一概には言えません。しかし、学校によっては、テストの点数以外の資質をより重視する場合があることは事実です。面接や成績表、性格や人柄、学校の優先事項、課外活動の実績、学校との一般的な適合性などが考慮されます。 例えば、ペディ・スクールのアドミッションディレクターは、受験生選考のプロセスについて次のように述べています。 「私たちが生徒を選ぶのは、彼らが自分自身について何か新しいことを学ぶ手助けができると信じているからです。そして、彼らが私たちの学校に欠けているものを提供してくれると信じているからです。」                 ・志望校の平均SSATスコア   「SSATの良いスコアとは?」というのは単純な質問で、答えも単純です。このトピックでは、合格者(あなたの志望校に入学した人)の平均スコアという、わかりやすい答えがあります。一方で、大学は必ずしも合格者のSSATの結果を明らかにしないので、この情報を得るのは難しいかもしれません。しかし、あなたの志望校のSSATの「良い」とされるスコアを予測することは可能です。 以下は、あなたのSSATスコアを決定するための提案です。     […]

IELTS?TOEIC?実戦で活かせる英語検定で最も有名なのは?

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ビジネス英語の能力を評価し、日本では大学入試や企業の採用活動で広く利用されているTOEICが、2020年度から始まる大学入試の英語スコア提供制度から外れることが発表され、大きな話題となりました。 英検(実用英語技能検定)、TOEFL、IELTSといった民間の英語検定が、2019年8月から大学入試の英語スコア提供制度に利用できるようになったのです。 IELTSはTOEICや英検に比べて日本での知名度は低いものの、近年は着実に受験者数を伸ばしており、TOEICとIELTSは同じ英語4技能を測定するものの、問題の種類や採点基準には大きな違いがあることが特徴です。         ・まず、TOEICとは?   国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は、英語のコミュニケーション能力を測定する世界的なテストであるTOEIC(Test of English for International Communication)を運営しています。TOEICは、日本国内の企業や機関が英語能力を評価するために利用しているテストです。 TOEIC L&R(TOEIC Listening & Reading Test)はリスニングとリーディングの能力を、TOEIC S&W(TOEIC Speaking & Writing Tests)はスピーキングとライティングの能力を評価するものです。TOEIC L&RとTOEIC S&Wは、それぞれ異なるテストです。 スピーキングセクションは、面接官と直接話すのではなく、自動音声プロンプトに応じて自分の声を録音することで完了します。 テスト結果は、TOEIC L&Rは10~990点、TOEIC S&Wは0~200点でSpeaking Part + Writing Partは0~200点でSpeaking Part + Writing Partは0~200点で総合的に判断されます。スピーキングパートでは、発音もHIGH、MEDIUM、LOWの3段階で評価されます。 TOEICのスコアは一度取得すると有効期限はありません。一方、Official Certificateは受験日から2年間、Score Reportはスコアを取得した翌年の4月1日から2年間、それぞれ更新することができます。     2020年度に現行のセンター試験に代わって実施される「大学入学共通テスト」において、大学入試英語得点提供制度(単一試験に代えて民間事業者が実施する英語試験の得点を用いて評価)の運用が検討されています。 もともとTOEICは「大学入試英語成績提供制度」(以下、同制度)に参加することが決まっていたが、IIBCは2019年7月に申請の取り下げを宣言しました。 TOEIC L&RとTOEIC S&Wの両方を受験すると、大学共通テストの「読む」「書く」「聞く」「話す」のすべてのスキルが問われることになります。一方、IIBCは、参加すると制度の運用・実施が多段階化し、煩雑になるとして、制度から離脱する意向を示しています。 しかし、2020年度から多くの大学が独自の入学試験(二次試験、推薦入試など)にTOEICを取り入れることが予想されるため、大学入試でTOEICを受けることが全く無意味になるわけではありません。     ・では、IELTSとは?   […]

STEM教育とは何か、なぜ重要なのか?世界中でますます注目が集まる理工学!

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グローバル化・テクノロジー化が進む昨今、理数系・科学技術系の教育を重視するSTEM教育が、国内外の教育機関で積極的に推進されています。2020年度からは、日本の小学校でもプログラミング教育が義務化されるなど、その流れはますます加速しています。 STEM教育について正しい理解を得ることで、より早く、より意欲的に将来の教育を展開することができます。         ・米国におけるSTEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)教育とは?   STEM(科学、技術、工学、数学)教育とは、科学、技術、工学、数学を組み合わせた教育のことです。STEM教育は、これからのグローバルなハイテク社会で活躍するために必要な教育手法として、世界的に注目を集めています。     STEM教育発祥の地である米国は、その大きな技術力と経済力から超大国となったが、冷戦やスプートニク・ショック(1957年)により、科学教育の重要性が社会的に注目されるようになりました。さらに、日本、ドイツ、中国、インドなど他国の台頭により、将来の国力低下や高度な技術職に就く有能な人材の不足といった不安も生まれました。             ・なぜ、STEM教育が注目されているのか?   STEM教育が重要な教育戦略として認識されるようになったのは、オバマ政権時代(2009年~2016年)、特に一般教書演説においてです。同政権はSTEM教育について、2021年までに性別や肌の色などに関係なく、すべての子どもたちの教育機会を初等・中等教育で10万人分向上させることを主な目標として掲げていました。   STEM教育は、次世代の将来の選択肢を増やすだけでなく、世界的な競争力を向上させるための重要な国家戦略である。STEM教育は、次世代のために将来の選択肢を広げるだけでなく、国際競争力を高めるための国家計画です。             ・日本のSTEM教育   現在、日本の多くの教育機関で実施されているICT(Information and Communication Technology)教育は、児童生徒が幼い頃からデバイスの利用や情報検索に慣れ、インターネットやパソコン、タブレット端末などを使って効率的に学習できるようになるなどのメリットがあると言われています。これは、児童生徒が幼いうちからデバイスの利用や情報検索に慣れることで、より効率的な学習ができるようになるというメリットがあります。また、これからの情報化社会では、インターネット上の情報が氾濫することなく、重要な情報を取捨選択できることが、生きていくために必要不可欠であると考えられます。   さらに、文部科学省の新学習指導要領では、2020年度から小学校でのプログラミング教育が必修化されることが明記されています。プログラミングを学ぶだけでなく、プログラミング的思考を学ぶことで、多様な問題解決能力を向上させることが大きな目的となっています。同時に、プログラミング的思考は、各教科の学習効果を保証するものとされています。         ・STEM教育のジェンダーギャップ 残念ながら、日本の研究・工学分野では、依然として男女間の不均衡が顕著です。総務省が2009年に行った世論調査によると、大学などの研究者に占める女性の割合は14.2%ですが、エンジニアに占める割合はわずか10.6%です。男性は理数系に強く、女性は文系に強い」という固定観念が根強いことや、理工系の研究やキャリアが出産・育児と相容れないケースが多いことも、女性が理数系分野で活躍しにくい理由のひとつと考えられます。 先日、文部科学省が発表した「理工系人材育成戦略」では、女子学生の進路選択に役立つ身近な事例やロールモデルの提供、研究活動をリードする女性リーダーの登用などを目標に掲げています。         ・まとめ   STEM教育とは、科学、技術、工学、数学の能力を強化することに重点を置いた教育である。米国で盛んに行われています。STEM教育が全米に普及し、科学技術に優れた人材が国内外で相当数活躍するようになれば、科学技術やビジネスの分野で国力を高めることができます。STEM教育を受ける人たちが、質の高いSTEM教育によって学習意欲を高め、将来の成功の可能性を高める絶好の機会です。 日本では男女格差などの課題が残る中、プログラミング教育の必修化やSSH、GSCなどの政策が積極的に支持されており、STEM教育を重視することは、これからの教育に重要な「自ら学び、考える力」の育成に貢献することになります。また、これからの学校教育でますます重要になる「生きる力」の育成を助けることになります。 […]

中高生のTOEICスコアはどのくらいだと役立つのか?

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国際化が進む現代社会において、英語力は重要な武器となります。実際に年々、英語の重要性は増してきています。図画工作や音楽と同じように、すべての小学校で英語教員が特別教科として在籍し、2020年以降の学習指導要領で英語教育が必修化されました。全国統一達成度テストでは、これまで中学教育でもライティングとリスニングが実施されていましたが、スピーキングテストを導入し、より英語教育に重点を置くようになりました。スピーキングテストの結果は都立高校入試にも利用されることを考えると、英語学習は注目せざるを得なくなっています。   日本で受験できる英語検定試験は、英検、TOEIC、GTEC、TOEFL、IELTS、日商ビジネス英語など9つあります。今回はTOEICに絞って、中高生がチャレンジする場合のメリットや基準点などを解説します。       英検ではなくTOEICを選ぶべき! 現在、いくつかの中学校や高校で英検の団体受験が実施されており、統一日の放課後に受験することができるなど、手軽さがあります。実際、多くの中学生や高校生が、TOEICよりも英検の受験を希望しています。実際、高校入試で英検3級以上の取得者を優遇する自治体や、英検3級以上の取得者を入学金の支払い対象から外す私立高校もあるほどです。   一方、TOEICに挑戦して特定レベルのスコアを取得すれば、大学入試や就職活動で強力な武器となり、将来の貴重な財産となります。さらに、TOEICのスコアが特定レベルであれば、高校受験の際に願書に記載することも可能です。中学校で習う科目にプラスアルファで、英検は2級まで取得可能です。試験の教材が通常の対話形式であるため、そうなっているのです。一方、TOEICは、日常会話よりも「ビジネス英語」を重視している。この観点からすると、TOEICの英語は、就職してから役立つ英語ということになります。   一言でいえば、TOEICは大学入試や就職の面接対策のためのツールだと考えてください。高校入試だけが人生の目標なら英検で十分です。そうでなく、大学進学や就職を目指すのであれば、TOEICのスコアは非常に重要です。このような理由から、私たちは英検よりもTOEICを推奨しています。       受験のメリットと目標スコア   TOEICは仕事や大学受験に役立つのであれば、中学生が受けても意味がないと考える人もいるかもしれないが、それは間違いです。前述したように、TOEICは学校で習う英語とは異なる「ビジネス英語」であり、その傾向を理解し、慣れることがTOEIC試験で良い成績を収めるために必要なのです。中学生のうちからTOEICの形式を学び始めることが重要であり、このことがTOEICの価値を高めているのです。   スコアの目安ですが、中学生全員が受験した場合、平均スコアは200点から300点で、総スコアが990点であることから、だいたい3割程度が正しいということになります。しかし、これはさほど重要なことではありません。中学生の皆さんには、ぜひ “500点以上 “を目指してほしいところです。このレベルは、一般的に英検2級に相当し、高校卒業時の英語力の目安とされている。また、TOEIC600点以上を求める団体もあるため、500点を達成することは中学生にとって大きなメリットになります。       高校生は目指せTOEIC700点!受験のメリットは?   高校生は、中学生に比べてTOEIC受験のメリットが大きいです。推薦入試、AO入試、国公立大学の2次試験、私立大学の一般入試など、ほぼすべての入試で、特に大学入試では高校生が優遇されたり、追加で点数をもらえたりします。基準点、加算・優遇は各大学によって異なりますので、ご自身でお調べになることをお勧めします。なお、大学によっては、TOEIC Listening and Reading Tests(TOEIC L&R)に加えて、TOEIC Speaking and Writing Tests(TOEIC S&W)を追加で要求する場合があります(200点満点)。状況によっては、TOEIC Speaking & Writing Tests (TOEIC S&W)(200点満点)が必要となる場合もありますので、ご留意ください。 さらに、医学部や外国語大学など、英語を使う大学・学部を受験する場合、TOEICのスコアが○○点以上でないと受験資格がない場合もあります。これは、どの大学でもTOEICの意義があることを示しています。しかし、高校2年生になるまで、どの大学に進学するかはまだ決まっていないかもしれません。そこで、TOEICで具体的にどのような点数を取ればいいのか、その目安を以下に紹介します。”700点 “は間違いなく目標点数です。英検でいえば、2番目に高い難易度です。実際、履歴書や願書の記入には600点以上あれば十分ですが、700点あれば一部の大学では必要最低限をクリアすることができます。   MARCHや関関同立でもこのレベルの点数が基準となっており、下位の大学では学部の影響とは関係なく「500点」でも加点される場合があります。ただし、医学部や国際関係学部などでは、700点では足りず、750~800点が必要な場合もあります。800点前後だと入試の1科目や1次試験が免除されることもあるので、TOEICのスコアは高ければ高いほどいいというわけではありません。そして何より、大学入学段階でTOEIC700点以上あれば、就職活動で有利になります。TOEICのスコアは、現在、大半の有名企業で高く評価されています。   一部の外資系企業では、市場に参入するためにTOEIC700点以上を要求しています。平均点は700点で、これは大学入学試験のスコアと同じです。大学入試のスコアと同じです。もちろん、いい成績を取るに越したことはありません。一方、700点あれば十分合格できる基準です。このような観点から、TOEICの受験をお勧めします。       TOEICを受験中高校生に必須 大学入学前にTOEICを受験しておくと、大学入試や将来のキャリアに大きなアドバンテージが生まれます。また、今後、就職活動においてTOEICのスコアがより重要視されることは間違いないでしょう。そこで、中学生なら「500点」、高校生なら「700点」を目標にすることをおすすめします。結果、取得することで高校入試や大学入試、就職面接で有利になり、グローバル社会に貢献できる人材に成長することができるのです。 […]

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