受験を控えた我が子への正しい向き合い方とは?

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2021年に大学入試センター試験が「大学入学共通テスト」に変わるが、新しい試験方式に戸惑う人も多いのではないでしょうか。この評価方法の変更は、受験競争がますます激しくなる文化の中で、受験生や保護者、先生方に不安を与えることは間違いないでしょう。特に、入試を控えているお子さんにとっては、心細く不安なことが多いかと思います。

 

今回は、高校や大学の入学試験に向けて勉強している生徒とどのようにコミュニケーションをとり、どのように手助けをしたらよいかを紹介します。

 

 

 

・現代の子どもたちが経験する受験の不安とは?

 

子どもたちが成長するためには、課題を克服する機会が必要です。「受験うつ」のような過度な受験プレッシャーは、受験だけでなく日常生活にも支障をきたし、さらには合格を遠ざける可能性があります。そもそも、入試によって子どもたちが感じる不安とはどの程度のものなのでしょうか。

 

入試によって子どもたちが経験するストレスの症状には、次のようなものがあります。

 

・ストレスによって感情の起伏が激しくなり(特にイライラや心配の感情)、感情が爆発したり、逃げ出したくなったりする。

・求める結果が得られないため、意欲や自信を失い、だるくなったり、落ち込んだりする。

・他の生徒と自分を比較し、自分は劣っていると思い込む傾向がある。

これらは、その兆候や症状の一部です。

 

思春期という多感な時期に加え、受験勉強をする子どもたちと向き合うことは、子どもたちにとって非常に大きな意味を持つ面がたくさんあります。子どもはイライラして「ほっといて」「話しかけないで」などと言うことがありますが、あまりに構わないと、関心がないと誤解され、さらに落ち込んでしまう危険性があります。かといって、過度に関わりすぎると、実際には単に正しいことをしようとしている場合よりも、子どもたちに心配をかけることになりかねません。

また、子どもの自信を高めるためには、何事も受け入れすぎたり、肯定してあげたりするのはよくありません。進学や就職で、「今まで大人が甘やかしすぎて、新しい生活がこんなに大変だとは思わなかった」と言うことがあります。

 

放置しすぎるということはない。しかし、注意しすぎるのもよくありません。では、子どもたちとの付き合い方で最も効果的な方法は何でしょうか。

 

言うは易く行うは難しですが、子どもたちと安全な距離を保ちながら会話をする、つまり目を離さないことも肝心です。今回は、生徒から目を離さないための方策を紹介したいと思います。

 

 

・コーチングの手法を使って、個人との向き合い方、扱い方を考える

 

コーチングの語源は、英語の「coach」(馬の手綱を引く)です。コーチングはティーチングと間違われることが多いが、子供の心情や可能性を引き出すことが大きな目的であると考えられています。また、コーチングには、次のような行動が重要です。

 

(1)聴くこと。聞くだけでなく、耳で聞く。

(2) 探求:相手の気持ちを引き出すこと。

(3)承認する。相手の気持ちを理解し、相手の存在を認め、大切にすること。

 

1)の「聞く」については、子どもが話しやすい環境を作ることが重要です。後述の職業相談の方法で詳述するが、聞き手のコメントを発するのではなく、話し手である若者に寄り添うことがポイントになります。

 

(2)の質問で注意しなければならないのは、質問ではなく、フィラーにならないようにすることです。「WHY?」という質問は、すぐに行き詰まる可能性があります。「なぜ勉強しなかったの?」と聞くのではなく、「勉強したくない理由は何だったの?」と聞いてみましょう。

 

(3)の承認を得るためには、まず相手の言動を受け入れることが必要です。子どもたちの言葉を真実として受け止め、子どもたちから聞いたことを肯定し認めることはもちろんですが、客観的に感じ、自分がどう感じたかを伝えることが必要です。このとき、「YES→BUT」ではなく、「YES→AND」の形式を用いることが望ましいです。

子供たちが感じていることと真逆のことを伝えなければならない場合も出てくるでしょう。そのような場合は、「あなたはそう思ったんだね。でも、私はこう思う」 と言うよりも、「あなたは思ったのだね。ちなみに、私はこう思うと言うのが望ましいでしょう。

 

 

・キャリアカウンセリングの手法で、子どもたちと接し向き合う

 

キャリアカウンセリングは、コーチングとは一線を画すアプローチです。この戦略における基本姿勢は、以下に挙げる4つの才能です。

 

(1) 相づち

(2) 傾聴

(3) 反復

(4) 口頭で言い換える

 

この方法は、普段の会話でよく使われる(1) 相づちです。話している子どもをよく見て、援助することです。

(2) 傾聴は、コーチングにも有効な練習方法です。相手の目をじっと見て、その話に耳を傾けます。

(1)の補助も(2)の傾聴も、話している子どもたちと積極的に関わり、話を聞こうとする姿勢と解釈できるかもしれません。

 

(3)は、話し手である子どもが述べた言葉と同じ言葉を繰り返すことで、次の言葉を話しやすくするための雰囲気や問いかけとして繰り返されます。

子どもたちが、例えば「〇〇だと思います 」と言ったときに、「〇〇だと思ったんだね。」という形で再度問いかけるとよいでしょう。これは、子供たちの気持ちを引き出す手段です。

 

(4)の言葉の言い換えは、子どもの話を要約し、構造化する行為を指します。「講師に頼まれたこと」と「勉強しなかったこと」のように、連動する2つの事象が独立して取り上げられている場合、子どもたちの言葉を次のように要約し、グループ化します。「先生から頼まれごとがあったから、勉強ではなく、先生の頼まれごとを手伝っていたんだね」というように言い換えます。これは、子どもの発話を要約し、整理する方法です。

 

コーチングでもキャリアカウンセリングでも、聞き手が話したいこと、聞き手が単に興味本位で聞きたいことを聞くのではなく、話し手である子どもたちの気持ちや話したいことをよく聞くことが肝心です。このようなアプローチは、コミュニケーションとともに、押しつけではなく、行動につながり、また、善意のつもりが子どもたちにとって困難な状況になることを避けるための支援となります。

 

 

タイガーキャンパスでは、インターナショナルスクールや大学受験を控えているお子様のサポートをしています。

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