コミュニケーション能力を身につけさせたい! 家庭で取り組めることは?

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子どものコミュニケーション能力を高めるための家庭での支援は、年々求められています。コミュニケーションは、私たちの生活において非常に重要なスキルです。年齢が上がれば上がるほど、その必要性は増していきます。小学生の「伝える力」を育むために、家庭でできることは何でしょうか。

 

 

1. 最も肝心なことは、子供に注意を払うこと

 

まず何よりも、親は聞き上手でなければなりません。子どもが話しかけてきたら、忙しくてもなるべく話を聞いてあげましょう。

子どもの話を聞くときは、批判的なことや不快なことを言ったり、子どもの話を遮ったりすることは避けましょう。自分の話は聞いてもらえない、話しても無駄だと思うと、子どもはおとなしくなります。真剣に聞いて共感したら、「うんうん」と言ってみましょう。何よりもまず、子どもが「コミュニケーションをとるのは楽しい!」と考えることが肝心です。

家族がじっくりと話を聞いてあげることで、子どもは自分が大切にされていることを実感し、感謝されます。そして、その出会いをきっかけに、相手の話をきちんと聞けるようになります。それが、自分の意見を言ったときに相手が共感してくれるような「伝える力」を育む土台になると考えています。

 

2. 「伝える力 」は、家庭内の会話の延長線上に自然にあるもの

 

 

例1
「空き箱ある?」(子供)
「どう使うの?」(親)
「工作に使うんだ 」(子供)
「何を作るの?」(親)
「その大きさは?いくつにするの?」 と言う。…….

例2
「空き箱はある?」(子供)
「あるよ。何か作るつもりなの?興味をそそられるね」(親)
「工作でロボットを作るんだ 」(子供)
「へー、すごいね。なれこれはどう?」(親)
「これより小さい箱があと2つ欲しいな。」(子供)

 

 

この2つの会話は、何が違うでしょうか?
例1は、ある時、我が家で起こった会話です。それに続いて、子どもが「もういい!」と発言しました。

「ちゃんと言わないからわからないでしょう!」と 結局、言い合いになりました。子どもは、親が質問攻めにして迷惑をかけたと思い、飽きてしまったのかもしれません。親も「伝える力 」が足りなかったのです。

 

 

若い子が私の言うことを理解できないとき、私はその子に質問をして、その子に足りないものを気づかせる必要がありますが、例1のような 「尋問 」はしたくありません。

決して、「何が言いたいのかよくわからない。ちゃんと言いなさい!」などと言ってはいけません。そんなことを言ったら、子どもは考える力、話す力を失ってしまいます。例2のように、子どもの立場になって、親身になって質問してみましょう。会話はもっと楽しくなるはずです。

さらに、家庭でも「そこのあれとって」と言うだけで、会話ができるようになる場合もあります。これは、みんながよく知っている家庭でなければできないことです。家族が先回りして足りない情報を補ったり、家族だからわかる会話が多いと、子どもは「これしかない」と思い込んでしまい、子どもの「伝える力」の発達を妨げてしまいます。

「伝える力」は、足りない情報に「気づき」、それをどう見せれば子どもが理解できるかを「考える」体験や、親子での対話を重ねることで育まれると考えています。

 

 

 

 

 

3. 子どもが 「何かを求める 」ときや 「体験 」の後にチャンスが生まれる

 

 

何かを伝えるときは、相手が理解しているかどうかを確認します。例えば、子どもに「何か買って」と言われたら、なぜそれが欲しいのか、必要なのかを聞いてみましょう。

最初は「みんなが持っているものだから」「みんなが持っているのになぜ欲しいのか」など、思いつくままに理由を言ってくることが多いので、質問をして、子どもの考えを詳しく聞いてあげましょう。そうするように促す「やってほしいことをわかりやすく説明する努力をする。

うまく説明できてもできなくても、大切なのは、人と話をするときには、自分の考えや気持ちを整理して、相手が理解できるように表現することが重要だということを、お子さんに理解してもらうことです。これは「コミュニケーション能力」を育む第一歩でもあります。

また、遠征など何らかの「体験」をした後に「楽しかったですか」というような「はい」「いいえ」の質問ではなく、「どんなことが一番楽しかったですか?というような、考えないと答えられないような質問を投げかけることが望ましいです。家族の誰かが子どもの考えや気持ちを引き出すことで、その場にいない人にもわかるように話す練習をすることができます。

このような談話を機会あるごとに行っていると、だんだん人との話し方が身についてきます。

 

 

 

 

4.まとめ

日常生活では、親子であるがゆえに、遠慮なく何でも言ってしまいがちですが、親子であるがゆえに、相手の立場に立ったコミュニケーションを心がけ、相手を思いやる気持ちを大切にしながら会話を楽しむことを意識すると良いです。

これが「伝える力」の根底にあるはずだと考えています。

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